因州和紙
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奈良時代から織物で試みられている技法で、これを和紙に応用したものです。
製法は、和紙をつまみ、あるいは棒をさしこんで、その先端の部分を糸で巻きつけます。
同様な方法で各所に糸を巻いた和紙を、そのまま染め上げますと、糸を巻いた部分だけ白く染め残り
絞り染めとなります。この絞りは滲みと皺とを必然的にそなえた技法で、滲みが模様と模様との間にあって、
染めそのものを引き立たせます。

■絞り染和紙
機械漉き楮紙
約菊判 (939×636mm

No.42〜46

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(上)No.42 黄色
(下)No.43 緑色
(上)No.44 茶色
(下)No.45 紫色
No.46 赤色

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