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■板締染和紙 手漉き あと染純楮紙
二三判 四方耳付き
原紙 約 4匁(15g)/枚
No.01〜47
手漉きのさい簀桁のゆさぶりが前後方向を主とするため、紙の繊維がタテに並び、
ちぎるにもタテ方向がちぎりやすいですが、横ちぎりもそうちぎりにくくありません。
ちぎった後の毛羽立ちもよいので、作品の仕上がりもちぎり絵らしい良いものができます。
それは染色が主に植物染料のおちついた渋みのある色というせいにもよりましょう。
しかしこの植物染料(草木染)では日数が経つと退色することがあり、とくに光に弱いです。
退色による色の変化を大切にする布地の場合の評価と違い、絵画では退色、変色は命取りです。
染色担当者はこの点を心配して研究を重ねております。
紙質は良く、色彩も柔らかく、色数も豊富多彩、ちぎり絵材料としては申し分ありません。
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