因州和紙を中心に和紙をご紹介。

漉き返し和紙

漉き返し和紙

漉き直し和紙

 書道教室を主宰していらっしゃるお客様からのお問い合わせがありました。
 
生徒さん達の書き損じ、あるいは作品が沢山あって、ゴミとして捨てたり、焼いてしまったりするのは忍びない。もう一度これらを再生して、はがきなどに漉き直すことができないだろうか 
ということでした。

昔から宿紙(すくし・しゅくし)と言って、一度墨で字を書いた紙を、もう一度溶かして、再び漉いた紙のことで、淡墨紙とか、紙屋紙とか、色々な名称で呼ばれています。

 漉き屋さんと相談して、実際に漉いてもらいました。

 原料は、お客様から送っていただいた、一度墨で字を書いた半紙・画仙紙です。
 ある程度の脱墨や墨に含まれるニカワ分などを取り除く作業をした後で、手漉きで漉いてもらいました。

漉き直しのはがき

普段の原料処理より手間がかかります。

ところどころ墨がそのまま残っています。

漉き直しのはがき

今回お客様からいただいた半紙・画仙紙は、乾燥重量で約6kg。
他の原料は使わず、出来上がった「はがき」は、約800枚弱。
他に二三判(約60cm×90cm)で5匁位のものも、25枚程度漉きました。

漉き直しの二三判

この二三判の紙は、はがきと違って薄いので他の原料として楮(こうぞ)を加えて漉きました。

お礼状いただきました

いただいた原料をきっちり使えば、もっと漉けるのですが、普段の紙漉きの合間に漉いたのと、損紙もあったので、
この数量となりました。

ご興味のある方は、メールにてお問い合わせ下さい。詳細を追ってご連絡いたします。

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